スマホ代が高い原因がわからなくて、困っていませんか?
スマホ代は生活費の中でも食費の次に高い出費なので、ここを安くすることができたら自分が使いたいと思っていたところにお金をたくさんかけることができるようになります。
また、食費と違って、一回節約する設定をしておけば、何も考えることなくずっと安いままにできるので労力もかかりません。
そこで今回は、スマホ代を安くして自由に使えるお金を増やしたいと思っている人に向けて、スマホ代が高くなる原因や即日できる通信費を安くする方法などを一挙まとめてご紹介したいと思います。
目次
スマホ代が高い原因一覧
最初に、スマホ代が高くなる原因についてご紹介します。
契約時に無駄な設定をされている場合や、一時的な使用でスマホ代が急に高くなる場合など状況によってスマホ代が高くなる原因は異なります。
心当たりがありそうなものがないか、探してみましょう。
スマホ代が高い原因1.端末本体代金の分割払いが残っている
データ通信や通話機能をそれほど使っていないのに、毎月8,000円以上スマホ代の請求がくるという人は「端末本体代金の分割払い」が原因の可能性が高いでしょう。
分割払いの回数や購入する端末の本体代金によって異なりますが、端末本体を分割払いにしていると通常のデータ通信・通話の料金に+1,500~2,000円ほどの本体代金が追加されます。
1~2年ほどで、毎回新しいスマホを購入している人は、ずっと端末代金がスマホ代に含まれることになります。
スマホを買い替えなくても通信会社は変えられる
よくある勘違いですが、スマートフォンを買い替えなくても契約する通信会社は変えることができます。
とくに、最近は格安simが人気ですが、LINEモバイルのような格安simであれば、simカードを差し替えるだけで自分が使っているスマホをそのまま使い続けながら、通信費を安くすることができます。
本体代金の分割払いが残っているから格安simに乗り換えられないという場合でも、契約している大手キャリア側のプランを最低料金プランにして分割払いを続けながら、格安simを別途契約してスマホ代を節約するという方法もあります。
スマホ代が高い原因2.余計なデータ定額プランを契約している
ご高齢の方のように、スマートフォンにあまり馴染みのない世代の人に多いのですが、「明らかに必要な高額なデータ定額プランを契約」している場合もスマホ代が高くなります。
例えば、データ定額20GBや30GBのプランを契約している場合は一般的なプランよりもかなり高額です。
通常、メールやSNS、ネット検索、アプリの一般的な使用であれば、3~5GBもあれば十分です。20GBというと、家にwifiがなくてスマホ回線でYoutubeを毎日2~3時間以上見るような人、外出先でスマホゲームを頻繁にする人などが契約するプランです。
毎月のデータ使用量を確認して、定額プランの容量よりも明らかに使用料が少なければ契約プランの変更をしたほうがいいでしょう。
スマホ代が高い原因3.必要ないオプション契約をしている
データ定額プランと同様に、スマホを契約するときに「必要ないオプションを契約」していると、スマホ代が高くなります。
例えば、大手キャリアの動画サービスや漫画サービス、生活保険などの不随サービスは「初月は無料ですから」という説明だけで契約させられている人がたくさんいます。
「初月は無料」ということは、「2ヶ月目からは有料」ということです。解約は自分でやらないとずっと使わないサービスの料金を請求し続けられるので、早めに解約手続きを行いましょう。
スマホ代が高い原因4.かけ放題に入っていない
結構多いのですが、通話をたくさんするのにかけ放題に入っていないと、スマホ代が高くなります。
「基本料金が高いから」という理由でかけ放題を外していて、スマホ代がまわりよりも高いという人は通話料が3,000円を超えていないか確認しましょう。
大体、大手キャリアのかけ放題などは3,000円以内に収まるようなプランになっていることが多いので、3,000円以上かかっている人はかけ放題プランへの変更を検討したほうがいいでしょう。
スマホ代が高い原因5.データ容量を追加購入している
通話料と同様に、データ通信の基本料金を節約しようと安いプランを契約していて、「毎月データ容量を追加購入している」という場合はスマホ代が高くなります。
データ容量は1GB1,000~1,500円位が相場ですが、この追加分は元から契約しているデータプランの単価よりも高額になります。
毎月、データ不足でデータ容量を追加購入している人は、基本プランの引き上げを検討してみるといいでしょう。
スマホ代が高い原因6.大手キャリアのsimを使っている
格安simが普及してきてはいますが、いまだに大手キャリアのsim(au・docomo・softbank)を使っている人はたくさんいます。
大手キャリアでは、安いプランでも4,000円以上します。
対して、格安simは通常プランで1,500~2,500円程度です。昔は、simロック解除や手続きなどが複雑で一部の人しか契約できないような状態でしたが、現在はそういったわずらわしさがなくなっています。
無駄な通信費を削減したいという人へは、格安simへの乗り換えをおすすめします。

格安simと大手キャリアsimの料金比較
格安simと大手キャリアsimについて、実際どれくらいスマホ代が変わってくるのかについても紹介しておきたいと思います。
人気のLINEモバイルと大手キャリアで料金比較
格安simというと、調べたらいろいろなものが出てきますが、今回は人気の「LINEモバイル」で大手キャリアとの料金を比較してみたいと思います。
docomoとLINEモバイルの料金比較表
docomoはギガライト2年契約(2019年の新料金)、LINEモバイルはコミュニケーションフリープランで、通話料込(docomoかけ放題1,700円)になった場合の基本料金で比較しています。
データ容量 | docomo | LINEモバイル |
1GB | 4,680円 | – |
3GB | 5,680円 | 1,690円 |
5GB | 6,680円 | 2,220円 |
10GB | 7,680円(7GB) | 3,220円 |
docomoの場合、一番安い1GBの契約プランであってもLINEモバイルの10GBプランよりもかなりお得になっていることがわかります。
auとLINEモバイルの料金比較表
auは新ピタットプラン(2019年の新料金プラン)、LINEモバイルはコミュニケーションフリープランで、通話料込(au通話定額1,700円)になった場合の基本料金で比較しています。
データ容量 | au | LINEモバイル |
1GB | 4,680円 | – |
3GB | 6,180円(4GB) | 1,690円 |
5GB | 7,680円(7GBプラン) | 2,220円 |
10GB | – | 3,220円 |
auの場合、従量制料金(使った分だけ、使用量帯に設定された料金を払うプラン)で1GBの次が4GB、4GBの次が7GBなので、3GBや5GBしか使わない人は結構損なプランですよね。
softbankとLINEモバイルの料金比較表
softbankはミニモンスター、LINEモバイルはコミュニケーションフリープランで比較しています(softbankの定額オプションは1,500円)。
データ容量 | softbank | LINEモバイル |
1GB | 4,480円 | – |
3GB | 6,480円(2GBまで) | 1,690円 |
5GB | 7,980円 | 2,220円 |
10GB | 8,980円(50GBまで) | 3,220円 |
softbankの場合も、他キャリアと同様にLINEモバイルほどは安くなりません。
SNSでデータ消費しないからLINEモバイルは通信費を安くできる
ここまで、各大手キャリアの料金プランとLINEモバイルでの料金プランとで比較をしてきましたが、圧倒的にLINEモバイルの方が料金がお得でしたよね。
また、今回比較に使われた「コミュニケーションフリープラン」は「LINE・インスタグラム・フェイスブック・ツイッター」の各種SNSでは、データ容量が消費されないという特徴があるので、実際のお得度は料金表以上になります。
大手キャリアから、LINEモバイルへの乗り換え手順などは下記ページで画像付きで紹介しています。実際の使用感、メリット・デメリットなども書いてあるので、気になる人はチェックしてみてください。

スマホ代が高い原因と安くする方法まとめ
今回は、スマホ代が高くなる原因と安くする方法などを紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。
料金表で比較をしてみましたが、やはり格安simへの乗り換えをするのがスマホ代を節約するのに効果的な方法です。
格安simが出たばかりの頃は、simロック解除や乗り換え手続きが複雑でしたが、現在はそういった面倒な手続きをしなくても乗り換えられるような格安simが出てきました(LINEモバイルのこと)。
もしも、スマホ代が高くて自分が自由に使えるお金が少ないという人は、今日にでもLINEモバイルに申し込みをしてみてはいかがでしょうか。