コンビニで買い物をするといろいろな物が割高になっているので、節約にならないイメージがありますよね。
実際、使ったお店のレシートを確認してみるとコンビニのレシートだけが何枚もあるなんて人も多いと思います。また、レシートの枚数だけでなく使っている金額の合計も買い物に行ったお店の中で一番多い人もいますよね。
そこでコンビニで使うお金を節約したいと思っていても、いきなり完全自炊にしたり、無理な我慢をしながらお金を徹底して使わないといのはストレスがたまります。
そこで今回は、コンビニを使いながら節約もできる「コンビニ節約活用術」をご紹介したいと思います。
コンビニ節約術の3つの基本

最初に、コンビニ節約術の3つの基本を紹介したいと思います。この基本を実行するだけでも、かなり節約になります。
コンビニ節約基本1.ドラッグストアがないときだけ使う
超基本的なことですが、コンビニの向かい側にドラッグストアがあるならドラッグストアで買い物をした方が明らかに節約になります。
ドラッグストアだと会社のお昼休みに食べるごはん系の商品がないと思うかもしれませんが、おにぎりや惣菜パンの他、筋トレ信者に人気のサラダチキンやダイエット系スープなどが多くのドラッグストアで売られています。
また、販売価格もコンビニおにぎりが100円程度に対してドラッグストアおにぎりは78円などかなり安くなっています。値引き品も圧倒的にドラッグストアが安いので、ドラッグストアがあるならコンビニではなくドラッグストアを使うのが節約に繋がります。
コンビニ節約基本2.ポイントカードとアプリは必須
セブンイレブンやローソン、ファミリーマートなお、大手コンビニチェーン店はポイントカードやコンビニアプリを出しています。ポイントカードはクレジットカードでお金をチャージすることでポイントを二重取りできるものがあり、これだけでも月0.5~1%ほどは設定をするだけで節約することができます。
また、コンビニアプリはスマホに入れておくとクーポンが自動で配信されたり、くじ引き・抽選キャンペーンで大幅な値引きができるクーポンをもらえることもあります。
私、まねねこが使っているセブンイレブンアプリなんかは、コーヒー無料クーポンや揚げ物・肉まん・アイス無料クーポン、30~50円引きクーポンなんかがばんばんもらえるのでオススメです。
コンビニ節約基本3.現金決済はやめる
コンビニに限らずですが、楽に節約生活をしたいなら「現金決済」は絶対にやめましょう。
現金決済にすると、クレジットカードのポイントはたまりませんし、プリペイドカードなどのチャージでポイント二重取りにもできません。加えて、クレジットカードアプリのポイント還元キャンペーンも使えません。めっちゃ損ですよね。
また、財布の中に小銭がパンパンにたまると小銭消費で飲み物やお菓子を買って小さい消費が積み重なるので節約の敵です。また、クレジットカードのポイント還元は有名な楽天カードなら1%あり、プリペイドカードなどで二重取りすれば1.5%、キャンペーンと組み合わせると2%以上の節約ができることもあります。
電気代やガス代、その他の生活必需品の生活費が15万かかっていて、その2%の3,000円が再度コンビニやネットショップで使えるポイントになって返ってくるとしたら使わないと損ですよね。
クレジットカードは家計簿アプリと使えば安心
クレジットカードを使うと、必要以上にお金を使ってしまうので不安という人がいますよね。そういう時は、クレジットカードの月の利用上限額をあらかじめ設定しておくと安心です。
ただ、利用上限額の設定ができないカードや設定が面倒なカードもあるので、そういった時は家計簿アプリでお金をどれくらい使っているのか確認しておくと使いすぎを予防することができます。
コンビニで買った方が節約になるもの

コンビニで買うと、何もかもが割高になると思ってしまいますよね。しかし、実はコンビニで買った方が節約になるものもあるんです。今回は、特にお得な3つの節約商品を紹介します。
コンビニ節約商品1.挽きたてコーヒー
朝やお昼休みなどに、スタバやコーヒーショップのコーヒーを買っていませんか?スタバのドリップコーヒーは、一番小さいサイズでも280円しますよね。無名のコーヒーショップなどは、350円だったりと以外とスタバよりも高かったりします。
「でも、挽きたてのコーヒーじゃないと嫌だから・・・」
わかります。私、まねねこもコーヒーとお菓子を愛する意識高い系ピーポーだったからこそ、「コーヒーだけは節約しない!」と思っていた時期もありました。でも、それじゃあお金は貯まらない。
そういった時に使いたいのが、「コンビニコーヒー」です。容量150ml(レギュラーサイズ)で100円、豆は挽きたてで熱々のコーヒーがすぐに出てくる。コーヒーの好みはありますが、そこらへんのコーヒーショップやスタバと比較しても対して差はありません。
さすがに、バリスタ世界チャンピオンとか高級豆使ってるようなコーヒーには負けますが、毎日の日課で飲むコーヒーとしては十分な味です。私まねねこの場合は、ここで節約したお金でカフェ巡り旅行したりしてます。
コンビニ節約商品2.PB商品(プライベートブランド)
スーパーなどで有名なメーカーが作っている商品が、メーカーの名前を使った商品よりも安く買えるということで一気に有名になったPB商品。コンビニでも、さまざまなPB商品が売られていますよね。
ただ、この全てが節約商品になるわけではありません。洗剤やティッシュなどは、ドラッグストアやスーパーで買った方が圧倒的に安いです。コンビニのPB商品で節約になるのは「飲み物」と「お菓子」です。
例えば、自販機でカフェ・オ・レやサイダーなどを買うと500mlペットボトルで150円しますが、コンビニのPB商品なら同じ500mlで100円程度です。お菓子についても、有名なお菓子メーカーの正規品で500円のものがPB商品なら350円だったりします。
また、PB商品の在庫処分の値引きなどは更にお得になっているので狙い目です。
コンビニ節約商品3.値引きされた輸入菓子
コンビニにも、成城石井に置いているような高い輸入菓子が置かれていることがありますよね。そういった輸入菓子はコンビニに置かれていることで、更に値段がたかくなっています。
しかし、高すぎてずっと売れないと大幅に値下げされた状態で売られていたりします。
スーパーなどだと、輸入菓子の中でも手が出しやすい300~500円の商品は「スーパーだから安い!」と思われてよく買われているので値引きに出回ることも珍しいですが、コンビニなら「コンビニだから余計高い!」と思われてガンガン値引きされている光景を見かけます。
ただ、値引きされているからといって買いまくってたら節約にはなりませんよね。たまたま、疲れていて値引きとタイミングが合って「どうしても買いたい気分」のときだけ買うようにしましょう。
コンビニ別のポイント節約・活用術

コンビニ節約術の基本のところでも紹介しましたが、コンビニ節約では「ポイントカード」は必須です。コンビニによって使えるポイントの種類や還元率、使い道などが違うので有名なコンビニ大手3社のポイント活用術をご紹介します。
セブンイレブンのnanacoポイント活用術
セブンイレブンのポイントといえば、「nanacoポイント」ですよね。ポイントカードではなく、電子マネーの「nanaco」で使えるポイントです。
nanacoカードとnanacoポイントとは
- nanacoカードは、発行手数料が300円かかります。ただし、スマホアプリの「nanacoモバイル」は無料で利用できます。キャンペーンで、nanacoポイントが無料でゲットできるなどのメリットがあります。
- nanacoに電子マネーをチャージして支払いをすると、100円ごとにnanacoポイントが1ポイント貯まります。
- nanacoポイントは1ポイントから電子マネーであるnanacoと交換ができ、ポイントでチャージしたnanacoはいつもの買い物に利用できます。
- nanacoポイントは利用しないと有効期限切れで使えなくなりますが、nanacoに交換しておけばずっと保有しておくことが可能です。
セブンイレブンアプリ連携でよりお得
nanacoはセブンイレブンアプリと連携させておくことで、キャンペーンなどでポイントを効率よく貯めることができます。コンビニの中でもセブンイレブンをよく使う人は、連携させておくのがオススメです。
ローソンのPontaポイント活用術
ローソンといえば、かわいいたぬきの「Ponta」ですよね。ただ、ポイントポイントについては、「Pontaポイント」と「dポイント」の二種類があります。
どちらも、還元率は同じで100円の利用で1ポイント貯まりますが、ドコモの提供している「dポイント」の方がポイントの使えるお店やサービスが多く、ドコモユーザーなどはdポイントが貯まりやすいのでdポイントで貯めるのがオススメです。
ファミリーマートのTポイント活用術
ファミリーマートといえば、「Tポイント」ですよね。ファミマTカード、Tポイント、電子マネーのTマネーを使うことで効率よくTポイントを貯めることができます。
利用金額が多い人ほどポイントが貯まる
ファミマでは、通常は200円でTポイントが1ポイント貯まります。nanacoやPonta、dポイントと比べると還元率が低いですよね。
ただし、当月の利用金額が5,000円以上になるとポイントが2倍、15,000円以上になるとポイントが3倍と利用金額が多くなると圧倒的な還元率を誇ります。
ただ、ポイントを貯める為に無駄遣いをしてしまう人もよくいるので、よほどTポイントを利用している人でない限りはあまりお得とはいえません。
コンビニで使える節約クーポンアプリ

コンビニ節約術で一番大切なのは、「ポイントを貯める」ことではなく「使うお金を減らす」ことです。1万円使って100ポイントゲット(使い道が限られた100円)するよりも、クーポン1枚で30~50円使うお金を節約する方がお得ですよね。
いろいろなお得アプリがあって迷うかと思いますので、今回は非常に優秀な節約クーポンアプリを2つだけご紹介します。
セブンイレブンアプリは節約クーポン多数
当サイトの管理人であるまねねこのイチオシが、「セブンイレブンアプリ」です。このページでも、何度も出ているのですが非常に「値引き金額の大きいクーポンがたくさんばら撒かれている」アプリです。
例えば、コーヒー無料券だったり、金の食パン無料券、揚げ物30円引き、お弁当50円引き、アイス50円引きといった具合に恐ろしくお得なクーポンが出されています。
人気商品のクーポンが配られる
クーポンというと、誰が買うのかわからないような新商品のクーポンが月に1回5%引きもしくはポイント2倍程度のようなものが多いですよね。
しかし、セブンイレブンアプリのクーポンの場合は人気商品が現金値引きになるクーポンや新商品が「無料」になるクーポンがたくさん配布されています。キャンペーンもたくさんやっていて、ハズレでも参加賞で揚げ物30円引きのようなクーポンが配れるのでオススメです。
スマートニュースのクーポンは優秀
ローソンを使っている人にオススメなのが、「スマートニュース」というアプリです。名前の通り、ニュースアプリですが最近は「クーポン」のページができています。
そこにローソンのクーポンがほぼ毎日配布されています。ただ、スイーツが20円引きになる程度なのでお菓子好きかつローソンヘビーユーザー以外にはあまり旨味はありません。
飲食店の割引クーポンが優秀
スマートニュースの場合、ローソンのクーポンよりも「飲食店」の割引クーポンが優秀です。牛丼が30円引きだったり、ピザが30%引き、飲み物無料券、焼肉割引券、うどんチェーン店の値引きクーポンなどがあります。
コンビニでお弁当を買うよりも、飲食チェーンでスマートニュースのクーポンを使った方がお腹いっぱいになって食費も節約できることもあります。いつもコンビニばかりで、気分を変えたい時にオススメのクーポンです。
まねねこ流のノンストレスコンビニ節約術

いろいろなコンビニ節約術を紹介してきましたが、私まねねこは非常にめんどくさがりでストレスがかかることが大嫌いです。でも、お金を貯めるためにある程度の妥協をしながらノンストレスでできるコンビニ節約術を行なっています。
めんどくさがりのまねねこでもできる楽チンな方法なので、ちょっとご紹介したいと思います。
コンビニでの支払いはau walletプリペイドカード
いろいろなコンビニのポイントカードなどを紹介しておきながら、まねねこは「au walletプリペイドカード」しか使っていません。
だって、コンビニ系の電子マネーやポイントカードって、コンビニ以外で使える・貯められる場所が限られてるでしょ?でも、au walletプリペイドカードだったらmaster card(クレジットカード)が使えるお店だったらポイントが貯まるし、電子マネーにチャージして支払いに使えることができるんです。
でも、コンビニ系の電子マネーの場合はその電子マネーが使えるお店でしかポイントは貯まらないし、電子マネーでの支払いもポイントが貯まる店でしか使えないから節約効率が落ちてしまいます。
また、もう一つの理由として「ポイントの二重取り」問題もあります。
au walletプリペイドカードのチャージは楽天カード
まねねこは、au walletプリペイドカードへのチャージは楽天カードで行なっています。au walletプリペイドカードは200円で1ポイント(0.5%還元)の還元になりますが、楽天カードでチャージしておくと楽天カードに楽天ポイントが100円で1ポイントも貯まります。
合計で、1.5%のポイント還元になります。実は、楽天カードよりもポイント還元が0.2%だけ高いクレジットカードもあります。
ただ、楽天のポイントは、デリバリー、トラベル、ビューティー、ブックのように使い道が非常に広くて1ポイント1円として利用できるので「ポイントが欲しいものと交換できる!」という理由から楽天カードを使っています。
なので、コンビニの支払いもスーパーの支払いも、全て楽天カードでau walletプリペイドカードにチャージしてから支払いをしてポイントをたくさん貯めています。
ポイントカードやアプリを複数持たなくていいので、使い分けをめんどくさがるまねねこにぴったりの方法です。
セブンイレブンアプリの抽選キャンペーン活用
まねねこは、必ず昼休みにセブンイレブンアプリの抽選キャンペーンを確認しています。セブンイレブンアプリは、お弁当・揚げ物・コーヒー・肉まん・おでんなどの現金値引きクーポンを高頻度でばら撒いてくれるので、有効期限などをチェックして使える時は使っています。
おにぎりとスープだけ作って揚げ物だけ買う
まねねこは昔は毎日自炊弁当を作っていましたが、仕事の負担が大きくなるに連れて自炊をする気が完全にゼロになる日々が増えました。朝と夜ご飯は自炊だけど、昼ごはんだけは完全にコンビニ・外食です。
ただ、それだと体に悪いし、お昼ごはんだけなのに食費が2万円を簡単に超えてしまうのでぜんぜんお金が貯まらないことに焦りを感じていました。
そこで、妥協策として簡単に作れる「おにぎり」と「スープ」だけ会社に持って行って、足りない分はセブンイレブンアプリでゲットした揚げ物クーポンなどを使っておかずを最低限追加して食費をかけないようにしています。
コンビニランチ三昧(外食で歩く元気もない)時に食費が3万円に達したこともありましたが、今では月平均1万8千円前後に納めることができています(お菓子代やコーヒー代含む)。
コンビニ節約活用術まとめ
普段、よく使っているコンビニだからこそ節約術の説明が長くなってしまったのでざっくり簡単に「ノンストレスでできるコンビニ節約術」をまとめたいと思います。
- コンビニはドラッグストアやスーパーがないときだけ使う。
- 現金決済はやめて、電子マネーもしくはクレジットカード払いにする。
- 複数の電子マネーカードを使い分けるよりも、1つの電子マネーカード(クレジットカード)で支払いをする。
- セブンイレブンアプリとスマートニュースアプリのクーポンを使う。
- 「おにぎり」と「スープ」だけでもいいので、ちょこっとだけ自炊してみる。
まねねこ的には、「1つの電子マネーカード(クレジットカード)で支払いをする」を徹底するのが一番オススメです。
使わないでいつの間にか消えてるポイント、そもそも貯まっていることがわからないポイントっていっぱいあるので、ここを徹底するだけでも月1,000〜1万円(家族多い人ほど節約できる)くらいは節約できたりします。
クレジットカードを使うのが怖いという人でも、家計簿などをしっかりつけたり、利用限度額を引き下げるなどの対策をしておけば無駄遣いを防ぐことができて、現金支払いよりも非常にお金が貯まり安くなるので試してみてはいかがでしょうか。