LINEモバイルのAPN設定のやり方がわからなくて、困っていませんか?
LINEモバイルに限らず、今使っているスマホのまま、格安SIMに乗り換える際にはAPN設定を自分で行う必要があります。
LINEモバイルの公式サイトにも、APN設定のやり方が載っていますが、細かい画面移動の画像がないので途中でつまづく人が多いみたいです。
そこで今回は、LINEモバイルのAPN設定の方法について、実際の画面の画像を使ってやり方を紹介します。
目次
LINEモバイルのAPN設定の概要
LINEモバイルでAPN設定では、iphoneとAndroidで手順がまったく異なります。
そのため、この記事では、iphoneとAndroidのそれぞれでAPN設定に必要なもの、実際の設定の流れを紹介いたします。
LINEモバイルのスマホを買った人はAPN設定は不要
LINEモバイルの乗り換えの際にLINEモバイルから専用のスマホを購入している人は、APN設定はLINEモバイルの方でやってくれているので、自分でやる必要がありません。
もしも、不具合があるという場合はLINEモバイルのサポートセンターに問い合わせましょう。
LINEモバイルのAPN設定に必要なもの
LINEモバイルのAPN設定では、iphoneとAndroidで手順がまったく異なります。
そのため、APN設定で必要となるものも異なります。ここでは、最初にAPN設定をする際に必要なものをご紹介します。
iphoneでAPN設定をするときに必要なもの
iphoneでAPN設定をする際は、下記のものが必要になります。
- SIMリリースピン(SIMカードの入れ替えで必要)
- wifi
上記2つが必要になります。wifiが家にない人は、近くのコンビニ・ファミレスや市役所・図書館などで提供されている無料wifiを使うか、下記の方法でAPN設定をしましょう。
AndroidでAPN設定をするときに必要なもの
AndroidでAPN設定をするときは、実は特に必要なものはありません。
SIMリリースピンも、wifiも必要ありません。必要な情報を入力するだけでいいのですが、今回はこの入力もコピペでできるように下記にまとめました。
LINEモバイルのAPN設定方法~iphone編~
iphoneでのAPN設定のやり方を紹介します。
公式サイトも詳しく解説してくれていますが、細かい部分で「これってどこにあるの?」となった箇所がいくつかあったので、それも画像付きで紹介します。
※wifi環境が必要になりますが、家にwifi環境がない人のAPN設定のやり方は下記のリンク先で紹介しています。
APN設定手順1.wifiに接続して構成プロファイルをダウンロードする
まずは、wifiに接続して構成プロファイルをダウンロードします。
iphoneデフォルトのブラウザ「safari」でLINEモバイルの公式サイトを開いて、構成プロファイルをダウンロードします。
APN設定手順2.iphoneの設定画面からインストール画面まで移動
ここは公式サイトでの解説がなかったので、私も戸惑った部分です。
構成プロファイルをダウンロードしたら、iphoneの「設定>一般>プロファイル>LINEモバイルAPN>インストール(画面右上)」の順にタップしていけばインストール画面に移動できます。
APN設定手順3.パスコードを入力(端末で設定しているもの)
パスコードは、あなたがiphoneの画面のロックを解除するときに使っているパスワードを入力してください。
APN設定手順4.プロファイルをインストールする
ここまできたら、後はインストールを選択して、プロファイルをインストールすることで完了です。
wifi(ネット環境)がない場合のAPN設定のやり方
iphoneでのAPN設定では、必ずwifiが必要になりますが、家にwifiがないという人もいますよね。
そういったときは、コンビニや喫茶店などのフリーwifiスポットを使うか、「MNP切り替えをする前にAPN設定用ファイルをダウンロードしておく」という方法を使います。
MNP切り替え前にAPN設定ファイルをダウンロードする方法
iphoneデフォルトのブラウザ「safari」でLINEモバイルの公式サイトを開いて、構成プロファイルをダウンロードしておきます。
そして、MNPを切り替えた後で、通常の「iphoneでのAPN設定のやり方」の手順を進めていけば問題なくAPN設定ができます。
ただし、MNP切り替え前に構成プロファイルをダウンロードする際は、ダウンロード後にiphoneの「設定>一般>プロファイル」の画面までタップを進めて「LINEモバイルAPN」が表示されるか確認しておきましょう。
ここに表示されていなければ、ダウンロードできていないことになります。その状態でMNP切り替えを行うと、wifi環境がある場所でないと設定が行えなくなるので要注意です。
LINEモバイルのAPN設定方法~Android編~
AndroidのAPN設定は、iphoneよりも簡単にできます。
設定>無線とネットワーク>もっと見る>モバイルネットワーク>アクセスポイント名>画面右上の+ボタン(新しくAPNを追加するボタン)をタップすると、APN設定画面に移動できます。
※AndroidのAPN設定は、wifiがなくてもできます。
あとは、APN設定に必要な情報を入力するだけで完了です。名前~パスワードまでは、下記をコピペしたらOKです。認証タイプはタップで選択してください。
下記以外のプロキシやポートなどは、入力しなくてOKです。
名前:LINEモバイル
APN:line.me
ユーザー名:line@line
パスワード:line
認証タイプ:PAPまたはCHAP
ここまでの設定が終われば、LINEモバイルへの乗り換えは完了です!おつかれさまです!
LINEモバイルのAPN設定の注意点と対処法一覧
iphoneとAndroid両方のAPN設定の方法について紹介しましたが、ここでは「APN設定の注意点」とその対処法について紹介しておきたいと思います。
SIMカードのサイズを間違って切り取った場合
スマホに挿し込むSIMカードには、nanoSIM(ナノSIM)とmicroSIM(マイクロSIM)があります。
LINEモバイルのSIMカードは申し込み時点で、nanoSIMでもmicroSIMでどちらでも対応できるように「後から切り取ることができる状態」のSIMカードが送られてきます。
なので、スマホのSIMスロットから使っているSIMカードを取り出して、そのSIMカードのサイズに合わせてLINEモバイルのSIMカードを切り取ればいいのですが、それを失敗する人もいると思います。
もしも、microSIMしか入らないスマホなのに、nanoSIMのサイズに切り取ってしまったときは、LINEに連絡してSIMカードを再発行してもらいましょう。
Androidは機種による操作方法の違いに注意
iphoneは世界で唯一、appleのみが販売しているスマホなので規格が統一されていますが、Androidのスマホは世界中の電気メーカーが製造しているので規格が統一されておらず、操作方法が特殊なものがあります。
とくにAPN設定などの本体設定に関わる場面では、登録の手順が異なることがあります。ここで紹介した方法でAPN設定が上手くいかないときは、自分が使っているスマホメーカーの公式サイトでAPN設定の説明書を確認するか、サポート窓口に問い合わせましょう。
すぐ接続されなくても電源は切らずに待つ
APN設定をしても、すぐにネットに接続されないことがあります。もしくは、ネットに接続されているけれど「電波のマーク」が表示されていないだけということもあります。
この状態で、すぐにスマホ本体の電源を切ってしまうと設定が消えて最初からやり直しになる、設定が何度やっても上手くいかなくなるというトラブルが起きます。
そのため、すぐ接続されなくても5分くらいは待ってから、設定に間違いがないか確認し、それでも接続されないというときに電源を切って再起動するようにしましょう。
LIBEモバイルのAPN設定方法まとめ
今回は、LINEモバイルのAPN設定のやり方について紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。
iphoneとAndroidでは、必要なもの、設定手順がまったく違いましたよね。
もしも、これからLINEモバイルに乗り換えを検討している人で、設定に自身がないという人は、SIMカードと一緒にLINEモバイルのスマホを購入すると自分で設定する手間が省けるので、一度検討してみてはいかがでしょうか。